やっぱり2-3-2がいいよ!でも2-4-1もいいかな。
ママ、どう思う?
2-3-2とは2-4-1ってなに?
なにかのクイズかしら・・・
しょうくんが言ってるのはサッカーのフォーメーションのこと。
簡単にいうと選手の配置のことだね。
サッカーには攻撃や守備などを役割とするポジションがあります。
そして、戦術によってそのポジションの配置を決めるのが「フォーメーション」と言います。
ここでは8人制の少年サッカーでよく使われるフォーメーションをご紹介します。
ポジションに関してはこちらをどうぞ!
8人制サッカーのフォーメーション例
2-3-2
日本サッカー協会(JFA)が推奨しているフォーメーションで、ディフェンダーを2人、ミッドフィルダーを3人、トップを2人配置するシステムです。
このフォーメーション通しで試合すれば1対1の個で勝負できる場面が多く、子どもたちの能力向上、経験を積ませるという意味では推奨されるのも頷けます。
しかし、ディフェンダーが2人であることや個で負けてしまうと失点に繋がる可能性が高いフォーメーションでもあります。
最初、低学年はこのフォーメーションで試合するチームも多かったかな。
まずは個の対戦を経験させるのに役立つように思います。
3-3-1
ディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが3人いるでの守備力が安定するのがこのフォーメーションです。
まずは失点することを避け、サイドから攻撃を仕掛けるスタイルで、現在の少年サッカーでは最もスタンダードなフォーメーションです。
3-3-1は多くのチームが採用していました。
守備はある程度安定するので、一番安心して見てられました。
2-4-1 その1
ディフェンダーを2人、ミッドフィルダーをフラット気味に4人、トップに1人を置くフォーメーション。
4人のミッドフィルダーを配置したこのフォーメーションは、サイド攻撃を重視したスタイルと言えるでしょう。
その分、両サイドハーフの運動量の負担は大きいので、運動量豊富で足が速い子が多いチームに向いています。
この2-4-1を使うチームには足が速くてドリブルの上手い子がサイドにいる印象。
サイドに気をとられると真ん中から決められるのも厄介です。
2-4-1 その2
ディフェンダーを2人、ミッドフィルダーをダイヤモンド型に4人、トップに1人を置くフォーメーション。
いわゆるトップ下、ボランチという11人制でも使われるシステムで、選手の理解度が高ければ攻守ともに人数を割けるため数的有利を作り出すことができます。
また、相手の戦術に合わせて攻撃的、守備的に対応できるのも特徴ですが、判断を間違えると容易に失点を喫します。
よっしーの息子のチームは最終的にこのフォーメーションでした。
ハマれば大勝、間違えば大敗といった印象です(笑)
まとめ
いくつかフォーメーションを紹介しました。
もちろん、8人制のサッカーのフォーメーションはこれだけではありません。
チームの戦術や個人の能力にあったフォーメーションがいくつもありますが、伝統的にこのフォーメーションを使っているというチームもあります。
ですが、選手や保護者は決めるものでもありませんんで、あまり気にしても仕方ないのかも知れません。
勝つためには必要なものですが、あまり気にし過ぎずサッカーを楽しむという姿勢が少年サッカー世代には重要なのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では良い少年サッカーライフを!