どんな子が向いてるの?8人制サッカーのポジションと役割

しょう
しょう

ぼく、サッカーはじめたらいっぱい点を決めるんだ!

よっしー
よっしー

そうだね!点を決める選手かっこいいよね!
でも少年サッカーには他にもいろんあポジションがあってどれも大切なんだよ!

サッカーチームに入っても最初は練習が中心です。
特に小学生以下、小1くらいまでは正式な試合は少ないでしょう。
ですが、学年が上がるにつれて試合は増えてきます。

サッカーの試合にはポジションがありそれぞれの役割があります。
ここでは、そのポジションと役割をご説明します。

目次

ポジションと役割

よっしー
よっしー

サッカーのポジションはチームが採用するフォーメーションによって細かく分かれていますが、今回は多くのチームが採用する「3-3-1」を例に挙げて説明するよ!

トップ(フォワード)

トップ(フォワード)は、チームの中で最前線に陣取る「攻撃役」です。
その役割はまさに点を取ること。
少年サッカーに限ったことではありませんが、点を取る選手は「花形選手」であり人気の高いポジションでもあります。
子どもはもちろん保護者にも人気のあるポジションです。

トップに向いてる子

・足が速い
・キック力が強い
・負けず嫌い

トップは点を決める攻撃役ですから、足の速さやキック力などの身体能力はもちろんですが、「絶対に決めてやる!」という強い気持ちも大切です。

ミッドフィルダー

ミッドフィルダーはチームの中央部分に位置するポジションで、その位置関係から攻撃、守備のどちらにも参加するポジションです。
また、前後左右どこからも攻められるので、周囲をよく観察する広い視野も必要です。
主に、ミッドフィルダーの中でも中央に位置するポジションを「センターハーフ」両サイドに位置するポジションを「サイドハーフ」とも呼びます。

ミッドフィルダーに向いてる子

・視野が広い
・ドリブルやパスでボールを運べる
・気遣いができる

ミッドフィルダーはパス能力はもちろん、視野が広く、アイデアを出して味方を上手に使える子が向いています。
周囲をよくみて気遣いができるタイプが性格的に向いてるでしょう。

ディフェンダー

ゴール前の守備の役割を果たすのがディフェンダーです。
相手のトップを抑え、点を決めさせない大事なポジションです。
ディフェンダーのうち中央に位置するポジションを「センターバック」、両サイドに位置するタイプを「サイドバック」とも呼びます。

ディフェンダーに向いている子

・キック力がある
・足が速い
・体が強い(大きい)
・責任感が強い

相手のトップ選手に負けないような足の速さや、ピンチをチャンスに変える強いキック力、それに当たり負けしない体の強さ(丈夫さ)が重要なポジションです。
また、試合を後ろから観察できるポジションでもあるので、チームメイトに的確な指示を出せるキャプテンのような責任感の強い子にも向いているポジションだと思います。

ディフェンダーはゴールキーパーとともにとても重要な役割です。
守備が機能しないと試合にならない場合も多いので、コーチの中にはディフェンダー、特にセンターバックにこそ上手な子を配置することも少なくありません

ゴールキーパー

ゴール前の最後の砦、守護神、手を使えないサッカーにおいて唯一手が使えるポジション、それがゴールキーパーです。
日本でサッカーを始める時はゴールキーパーになりたい!と始める子は多くないですが、サッカーの中では一、二を争う重要なポジションです。

ゴールキーパーに向いている子

・背が高い
・反射神経が良い
・キック力がある
・楽観的

少年サッカーのゴールキーパーは背が高いことがかなり有利に働きます。
それはゴールが大きくないため、背が高ければ高いほど失点しにくいからです。
また、反射神経やキック力といった身体能力はもちろん、「過ぎたことはあまり気にしない」といった楽観的な性格であればゴールキーパーに向いていると言えるでしょう。
これは、ミス=失点に繋がってしまうポジションであるからです。

まとめ

ポジションをざっとご説明しましたが、少年サッカーではあまりポジションを気にしないことも大事です。
成長著しい子どもはいつどのポジションが最適になるか分かりませんし、コーチもいろんなポジションを経験させてから見極めることも多いでしょう。
少年時代はトップだったのに中学、高校でディフェンダーになって活躍する子だっているのです。
あまりポジションを気にせず、サッカーを楽しむ。それが少年サッカー時代は大切なのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
では良い少年サッカーライフを!

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