少年サッカーチームの保護者代表について

少年サッカーチームは、クラブチームなどの一部を除き保護者の協力のもと成り立っています。
保護者のお手伝いが必要であることは「保護者のお手伝いとその役割」でも触れていますが、それを取りまとめる保護者代表という役割もあります。

ここではその保護者代表の役割についてご説明します。

少年サッカーチームの保護者代表

保護者代表はPTAなどと同じく、年度によってその学年から選ばれます。
立候補の場合もあれば、チームからお願いされることもあるでしょう。

これもPTAと同じですが、少年サッカーチームも学年が上がるにつれて活動が活発になるため、低学年のうちに代表役を済ませておこうと考える方も少なくないようです。

保護者代表の役割

保護者代表になったなら、一体何をすればいいのでしょうか。
主な役割を挙げてみます。

試合日程連絡と出欠確認

保護者代表としての役割で一番多いのが、試合日程などの連絡と出欠確認です。
コーチから試合の日程の連絡が入れば、その予定を保護者に連絡し、子ども、保護者ともに出欠の確認を取り、その出欠状況を今度はコーチへと返答します。

試合は直前で予定時間や開催場所が変わったりすることも珍しくないので、迅速に連絡することが大切です。

試合時の車出し手配

遠方の試合などは保護者が分担して子どもたちを試合会場まで車で連れて行くことがほとんどです。このため、車を出してくれる保護者の確認を行います。

子どもと保護者の参加人数が全て乗れるだけの台数が必要になりますので、足りない時は改めて保護者への協力を求め、逆に車を出してくれる方が多い場合は台数の絞り込みを行います。

試合時の交通費の計算と集金

保護者の車で試合に行く際に、実際にどの程度交通費がかかるかを計算して連絡します。
チームによって事情は異なると思いますが、ガソリン代や高速道路代、駐車場代などを計算し、台数分の合計を参加する子どもや保護者で割り勘することが多いでしょう。

また、あらかじめ連絡しておいた交通費を試合当日などに集金し、車出しをしてくれた方にお渡しすることも忘れてはいけません。

各お手伝い係の当番状況などの把握

保護者代表が決まると同時に他の保護者の役割も決まることが多いかと思います。
基本的にはその係のグループで当番などを決めてもらい、順番にまわしてもらうので、実際に何かをすることはほぼありません。

でも、たまに諸事情で係のお手伝いを出来ない方が出た場合、相談などを受けることもあるので、役割が偏っていないかなどの状況を把握しておくことは重要です。

保護者からの質問対応、意見調整

保護者代表という立場から、他の保護者の方からの質問も多くあります。
試合の集合時間や持ち物などのことを聞かれることもあるので、これらの質問に対応します。

また、ちょっとしたチームへの不満や要望なども相談されることも少なくありません。
そのような場合は保護者間での意見をとりまとめ、コーチ・チームに伝えることも必要です。
時には話し合いの場をセッティングすることもあります。

難しい問題は自分一人が対応することはありませんが、このようなケースもあることを理解しておきましょう。

親睦会の幹事

今はあまり機会がないかも知れませんが、大きな試合が終わったあとの打ち上げ、定期的な親睦会、卒団式の謝恩会なども基本的には保護者代表が中心になって手配することになります。

保護者代表の最大の役割は情報を伝えること

例をあげれば以上のようなものが保護者代表の主な役割としてあげられますが、最大の役割は「情報を伝えること」と言えます。
コーチ・チームからの情報を保護者に伝え、その返答や保護者からの要望をコーチ・チームに伝える。そして試合や練習などを円滑に進められるようする。
これが最も大事な保護者代表の役割と言えるでしょう。

まとめ

保護者代表は大変な役割であると言えます。
もちろんボランティアですから、保護者代表になりたくないと思う方も多いでしょう。
でも、多くの方とコミュニケーションを取ることから保護者同士で仲良くなったり、チームの情報をいち早く知ることができるといったメリットだってあるのです。
何より自分の子どもに頑張ってる姿を見せることは良いことですよね。
管理人よっしーも保護者代表を経験しましたが、やって良かったと思っています。

これから保護者代表になる方、大変なこともあるかと思いますが、ぜひ頑張ってみてください。
きっと充実感を得られると思いますよ！