サッカーチームに入るんだから自分のボールがほしい!
サッカーボールかあ。サッカー始めるならまずボールだもんな。
よし、買ってあげるよ!
でも、サッカーボールってサイズもいくつかあるし、メーカーもたくさんあるな。
まあ、適当に買ってあげればいいか・・・
ちょっと待った!!!
サッカーボールは適当に選んだらダメですよ!
最初だからこそ長く使えるものを選びましょう!
子どもがサッカーを始めたいと言い出したなら、最初に用意するものはいくつかあります。
その中でも一番最初に用意すべきものは、やっぱりサッカーボール。
最初なんだからサッカーボールなんてどれでも良いでしょ?なんて思っていたら後で損するかも知れませんよ。
子どもが上達するためにもサッカーボール選びは大切です。
子ども用サッカーボール選びのポイント
サッカーボールのサイズ
実はサッカーボールにはサイズがあります。
年齢別に3段階に分かれています。
・小学生未満用・・・・・3号球
・小学生・・・・・・・・4号球
・中学生から大人まで・・5号球
中学生からは大人(プロを含む)まで全て5号球となります。
中1とJリーガーでも同じボールを使うのって面白いですね。
ポイント 1 / JFA検定球
サッカーボールにはJFA検定球というものがあります。
このマークが入っていればJFA検定球です。
JFA検定球とは日本サッカー協会(JFA)が定めた規定に合格したサッカーボールのことで、公式サッカー大会で使用されることが決まっています。
小学校の2〜3年生くらいから徐々に試合が始まりますが、公式戦にはJFA検定球が使用されます。
このため、多くのサッカーチームでは公式戦以外の練習試合などでもJFA検定球を使用して試合をします。
といいますか、JFA検定球以外で試合やってるところを見たことないです。
大きな公式戦などでは大会側からサッカーボールが用意されることはありますが、ほとんどの場合は子ども達のボールを使用します。
ですから、JFA検定球じゃないボールを使用している場合、コーチから「このボールでは試合できないなあ」と言われてしまうことも・・・
もちろん練習でもこのボールを使うことがほとんどです。
なのでどうせ購入するなら公式戦でも使用できるJFA検定球。これは外せません。
ポイント 2 / 表皮がはがれにくい
サッカーボールは蹴るものです。
それこど何千回、何万回と蹴って使用するものです。消耗品であるとも言えますが、すぐに痛んでしまうのはやっぱり良くありません。
実際に使用してみないと耐久性という面では分かりにくい部分がありますが、サッカーショップで店員さんに確認するなどして出来るだけ耐久性のあるものを選びましょう。
ポイント 2 / 空気が抜けにくいボール
サッカーボールには中に空気が入っていますが、この空気圧が適正でないとあまりボールが飛ばなかったり、逆に飛びすぎたりして蹴りにくい状態になります。
適正空気圧について
特に空気が抜けちゃうボールは良くありません。
しょっちゅうボールをチェックし、空気を補充する必要が出て来ます。
ボールの手入れは大切ですが、出来るだけ空気が抜けないボールを選ぶのも大切です。
息子のチームでも試合の際には子ども達のボールを使用しますが、空気が入ってないボールはコーチに「なんだ、このボールは!ちゃんと空気入れとかなきゃ!」と言われていました。
どうしても小学校低学年のうち、しかも親もサッカー経験者でなければ見落としてしまいそうな項目ですので、できるだけ空気が抜けないボールを使用するのがオススメです。
ちなみにこのようなハンドポンプで空気を入れます。
空気圧を測るの圧力計も用意しましょう。
ポイント 3 / 耐水性撥水性
サッカーは雨の中でも行うスポーツです。
そのため練習なども多少の雨なら行うチームも多いかと思います。
そうなると雨の中でボールを蹴ることになるので、できるだけ撥水効果のあるボールを選ぶことも大切なポイントの一つです。
水が染み込んで重くなってしまうボールは、雨でぬかるんだグランドとともに蹴りにくくなる原因にもなりますので要チェックですよ。
ナイター環境でも見やすいカラー
ボールのカラーは子どもの好きなもので良いか・・・
基本的にそれで良いと思いますが、サッカーの練習は昼間だけでなく夕方から夜にかけてすることも珍しくありません。
そういった時間帯やナイター設備のライトの中でも見やすいカラーも考慮すると良いでしょう。
ちなみに息子のチームはナイター設備が少し黄色っぽいライトだったので、イエローやオレンジなどよりは王道の白が見やすかったように思います。
でも、実際に人気だったのはオレンジ、水色、イエローあたりでした。
オススメのサッカーボール
3号球
もしお子さんがまだ幼稚園の年中さん(5歳くらい)であればまずは3号球が良いでしょう。
3号球は小さいので幼稚園くらいのお子さんがとにかくボールに触れて遊ぶ、蹴るのに最適です。
なので何でもいいですよ・・・
と言いたいところですが、実は後々にこの3号球も役に立つのでゴムボールのようなタイプではなく、しっかりしたものを選びたいですね。
なぜしっかりしたものをオススメするかと言いますと、小学生になって4号球を使い始めた時に3号球でもリフティングやキックの練習をするとボールコントロールの練習になるからです。
小さい3号球でも4号球でもしっかりボールの中心を捉える練習をすることによって思ったところにパスやシュートを打てる。そんな練習にも役立ちます。
小学生に上がれば4号球を使用します。
3号球は練習で使う場合もありますが、多くのチームは4号球に統一されます。
なので小学校に上がるタイミングでサッカー始めた、もうすぐ小学校というタイミングであれば4号球を選びましょう。
molten(モルテン) サッカーボール 3号 ヴァンタッジオジュニア370 F3V9000-LK
人気のモルテン ヴァンタッジオジュニアは3号球はながら4号球と同じ重量があるのがポイント。
ボールコントロール能力アップに小学生になっても練習で使用できます。
ミカサジュニアサッカーボール 3号球
ミカサジュニアサッカーボールは軽くて柔らかいのが特徴です。
幼稚園児など初めてボールに触れるお子さんでも安心!
4号球
アディダス(adidas) ツバサ
最近人気があるのがアディダスのツバサ。JFA検定球。
サッカーでツバサといえばあの大人気漫画を思わせますが、それとは関係ないようです(笑)
日本代表のエンブレムにも使われているヤタガラスをモチーフにしたボールで2019FIFAクラブワールドカップ公式球です。
縫い目をなくすことでどこを蹴っても一定の力、同一の反発力を生み出すサマーボンディング製法を採用したり、「新形状の6枚均一」パネルで飛行性能を安定させます。
蹴りやすさも評判ですが、この独特のカラーで人気があるモデルです。
サッカーの定番ブランドのアディダス。子どもたちの使用頻度も高く人気のブランドです。もちろんボールの品質も高いと思います。
よっしーの息子も基本的にアディダス派です(笑)
モルテン(molten) ペレーダ4000
最初ににご紹介するのは一押しのmolten ペレーダ4000。JFA検定球。
アディダス派だった息子も小6、そして5号球ではペレーダを選びました。
なんと言っても蹴りやすさ、そして耐久性が抜群なのです。
息子のチームメイトにもペレーダ4000を使っている子がいたのですが、4年間くらい使ってもボールの変形もないし耐久性も抜群でした。
撥水性も申し分ないし、空気圧も補充があまり必要にならないほど。
要するに上で挙げたポイントを全てクリアしています。
もちろん他のボールもクリアしていますが、ペレーダ4000はレベルの高いところでクリアしているといった感じでしょうか。
モルテン自身が部活の定番と謳ってるだけに、間違いのないサッカーボールです。
こだわりが特になかったり、迷った際にはペレーダを選んでおけば間違いなし。
そうオススメできるモデルです。
ペレーダは本当に良いボールで、高学年になるに連れて使っている子も増えました。
ペレーダなら間違いない。そんな安心感のあるボールです。
まとめ
子供のサッカーボール選びはサッカーを始める第一歩。
ボールは消耗品とはいえ、長持ちすることに越したことないですし、どうせ買うなら良いものを選びたいものですね。
人によっていろんな意見があると思いますが、この記事があなたとお子さんのボール選びの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では良い少年サッカーライフを!